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韓国ドラマ「幽霊」「主君の太陽」翻訳ブログ

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韓国ドラマ「幽霊」のあらすじと「主君の太陽」の覚書

主君の太陽17話 前半

いよいよ最終回ですね。

テ嬢の記憶が無いのでは?もうお化けが見えなくなったの?
などなど、気になりますねぇ。

ではでは、泣いても笑っても最後の1話の前半戦!!






チュ君:とても驚いて幻でも見ているのかと思ったら、テゴンシルだったな

テ嬢:私もとてもびっくりして、お化けを見てるかと思ったわ。

チュ君:まだレーダーは反応するのか?今もお化けを見るのかって?連れはお化けなのか?一緒に一杯飲んでる所だったのか?

テ嬢:こんな風に会いたくなかったんだけど、お化けはいないわ。今はもう見えないの。

チュ君:本当なのか?

テ嬢:ええ。だからお化けの話はもう止めて。お元気でしたか?

チュ君:俺が元気だったのか?気になる人間が連絡もよこさず、こんな所でこんな風に会わなければいけないのか?

テ嬢:気になってましたよ。会いに行こうかと思っていたところだったんです

チュ君:会いに行ってみようか…程度の余裕はあったということだな。お前は?

テ嬢:私は元気でしたよ。外国のあちこちを回って、私は変わったわ。

チュ君:変わったな

アン代理:社長!

チュ君:セジン側の方は皆来られたか?

アン代理:はい。パクソヒョン嬢も来られて、みなさん到着されました

チュ君:俺が急ぎのミーティングが長引いていると、少し遅れるふりをしてください

アン代理:はい

テ嬢:約束があったんですね

チュ君:そうだ。莫大な金が掛ったミーティングだ。秒単位で億を逃すかもしれないのに。お前に時間を取ってやってるんだ

テ嬢:キム室長は、もう一緒にいらしゃらないんですか?

チュ君:歳も歳だから、外にはあまり出てこない

テ嬢:セジングループのパク・ソヒョンさんなら、社長と以前婚約された、その女性の方ですよね?

チュ君:そうだ。あちらと手を組んで上海キングダムが、もうすぐオープンだ。

テ嬢:手を組んで沢山、お金を稼いでらしゃるようですね。大金を稼せがなきゃいけない時なのに、間が悪かったですね。ですよね?

チュ君:来月から中国に行って、何年か帰ってこないタイミングだから、間が良かったんだ。

テ嬢:私も外国を回りながら、社長程じゃないけれど、お金を稼ぎましたよ。資本を増やしてそれが、投資金になったんです。そしてイギリスで家を買ったんです。

チュ君:金を稼いだことも自慢するから祝ってやろう。しかし、本当に見えないのか?

テ嬢:ええ。見えないわ。

チュ君:だから余裕で一人で楽しんでいた所なのか?

テ嬢:ええ。私、最近こんな(お酒を飲むポーズ)こともして楽しみます

チュ君:それはまたいい事だ。一杯やらないとな。俺は会議があって一緒に飲めずに残念だな。レーダーが消えおめでとう。もう何も感知しないから大丈夫だろ?どうした?
実はまだこれを飲めば、何かにとり憑かれるんじゃないかって、怖いのか?
行こうか?余裕ぶってるんじゃなく、俺の所に行っていいのか?ためらっていたんじゃないのか?

テ嬢:いいえ。大丈夫よ。(お酒を飲み干す)私はもう変わったって言ったじゃない

チュ君:そのようだな。本当におめでとう。

テ嬢:ありがとう。お金が逃げて行くんでしょ?間が悪いわ。またタイミングの良い時に会いましょうよ。

チュ君:いいタイミングが来れば、会いに来ようとは思ってたのか?

テ嬢:ええ。そういう考えも、あるにはありましたよ。先に帰ります。

チュ君:大丈夫になったというのに。俺を見ていなかった?


ホテルロビーにて

テ嬢:ついてこないでよ!あそこでお酒を飲んで落ちたのに、どうしてそのタイミングでお酒をおごってくれって泣くの?あの人とは、お化け抜きでレーダーを設置したテ嬢ではなく、ただのテ・ゴンシルとして会いたかったのよ。おばさんのせいで台無しよ!

タクシーにて

運転手:お嬢さん。大丈夫?窓開けようか?

テ嬢:おじさん。マンウリに行ってください

運転手:西大門に行くんだろ?

テ嬢:私はマンウリに行かなければ。その前に、シャベルを一つ買わないといけない。どこでかえる?

運転手:シャベルってどうして?

テ嬢:木の根がずっと私を突くのよ。切ってしまわないと。

運転手:酔っ払ってるのか?木の根がどこにあるんだ?

テ嬢:おじさん、土の中に埋められた事があるの?

運転するチュ君が現れる運転手に

チュ君:おじさん!車とめてください!

タクシーの前に車を横付けし、車から降りタクシーの後部座席のドアを開ける

チュ君:テ・ゴンシル、タイミングも何も降りろ!

運転手:恋人かい?良かった。俺は行けないから、ここのマウリでシャベルで穴を掘るとか言うお嬢さんを連れていってくれ。

テ嬢:マウリに行きましょう

チュ君:憑いてるんだな?消えろ。お化けの為に避けていたのなら、受け入れてやるテ・ゴンシル。


チュ君宅にて

チュ君:テ嬢起きたか?すごくこの男と寝たかったら、こんな夢を見たんだと思ってるだろ?どうせ夢だから、19禁が良かったのにって残念だろ?おれは日が昇っても関係ないが、協力してやろうか?

テ嬢:・・・・???

チュ君:こっちへ来い

テ嬢:!!!!どうなってるの?どうして私が、ここにいるの?

チュ君:本当に変わったな、テ・ゴンシル。マウリの共同墓地で目が覚めても、びっくりしなかったテ嬢が、「どうなってるんですか?」程度は言うんだな

テ嬢:どうなってるんですか?って!私確かにタクシーに乗って…

チュ君:昨日、お前は酒に酔って墓穴を掘りかけたぞ。お前が乗ったタクシーを俺が追いかけて、タクシーで真相がバレて追いだされたのを俺が拾ってきたんだ

テ嬢:私・・・大丈夫でした?

チュ君:俺が、大丈夫じゃなかったんだ。お前が昨日、いろんな方法で俺を、誘惑したからな


憑依1テ嬢:おじさん。アイスクリームちょうだい!アイスクリームちょうだい!アイスクリーム!もっと食べる!

チュ君:これ以上は駄目だ。これ以上食べたら、コンシルが腹を壊すだろ。痛い痛いだ。そして、腹が出るだろ!駄目だ!


チュ君:お前また何だ?そのポーズからすると、犬じゃないようだな。ニャオーン?

憑依2テ嬢:ニャオーン?

チュ君:下の家で年老いた猫がいたが、逝ったんだな

憑依2テ嬢:ニャオーン。

チュ君:下りてこい

憑依2テ嬢:くっ!

チュ君:こいつ。前に来た犬はクッションを噛んで行ったが、お前には何を投げてやろうか?にゃおーん。

憑依2テ嬢:にゃーん!

チュ君:わん!わん!←ええっと、私もチュ君とこんな遊びしてみたいww


憑依3テ嬢:シェリー

チュ君:それはな。化粧水だ。酒じゃないぞ。顔に塗るもんだ。飲んだら駄目だぞ。

憑依3テ嬢:(フランス語)今日の夜はとっても寂しいの。私を一人にしないで

チュ君:おいおい。パリ人。どっちにしろ俺が手を出したら、お前は消えてしまうんだから、お前が望むことはしてやれん!俺だって手だけ握って寝るのは、辛いんだ!だから、各自、静かにしてようって話し合ってくれ。

憑依3テ嬢:(首をふる)

チュ君:駄目なのか?フランス語で言ってやろうか?(フランス語で)お前は消えろ!

誘惑しておいて、チュ君に触りうなだれるテ嬢

チュ君:あーおかしくなりそうだ。俺も我慢の限界だ




テ嬢:もしかして、私が昨日の夜、お酒を飲んで酔っ払って、またおかしなマネしました?

チュ君:テゴンシル。お前は、会わない間に無かった肉感ができてきたぞ。酒に酔って果敢に詰め寄ってきて、それに乗ってやるわけにもいかず、手だけ握って寝るのは大変だったんだぞ。

テ嬢:じゃ、私は酔っ払って、おしゃべりな女だった程度でした?

チュ君:お前は昨日は酔っ払ってたんだ。誰だって酒を飲めば酔っ払うだろ?昨日のお前はただの、酔ったテ・ゴンシルだった。

テ嬢:はぁ。よかった。すいません。


昨夜

チュ君:テ・ゴンシル!テ・ゴンシル!水を持ってきてやる。

テ嬢:社長。会いたかったです。

チュ君:まだそんな物が見えるから、シェルターが切実だっただろ?

テ嬢:絶対そんなんじゃないんです。ただ、社長にとっても、とっても、とーーーっても会いたかったの。だけど、私まだお化けが見えちゃうんです。平凡な人になる方法が見つけられなかったの。

チュ君:だから、俺の所に来なかったのか?

テ嬢:誘惑する準備をしてたんです。とってもカッコイイ女になって、あなたの前にジャーン!と現れて、そしたらあなたは私に一目惚れするの。そしてあなたが私に夢中になった時に、「私、まだお化けが見えるの」っていう話をしようと思ってたのに

チュ君:もう惚れてるのに、前後の順序が何が重要なんだ?

テ嬢:大事よ!私はシェルターにしがみつく、そんなレーダー持ちの女として会いたくなかったに…社長が大好きなお金も沢山稼いだのに。台無しだわ。




テ嬢:迷惑をかけて申し訳ありません。お茶ご馳走様でした。

チュ君:おい!そこの軽い女!男の家で一晩過ごして行ったのなら、軽く電話番号も置いて行き、次はいつ会うのか時間もさっと出して、そうしなければいけないんじゃないのか?

テ嬢:何を全部するですって?私は軽い女じゃありませんから

チュ君:そうか?それなら訂正して。お堅いテ・ゴンシル。お堅いので電話番号を教えてもらえないと思って、俺があらかじめ調べておいた。俺が丁重に電話をすれば、お堅く無視して取らないだろうが、そうすれば、軽い女だと噂が出るぞ。

テ嬢:電話はしないでください。私がします。そう決めました。

チュ君:そうだな、お前が順序が重要だって言うんだから、理解して配慮するとして、そうしよう。メールは送っていいか?

テ嬢:まぁ、そうですね。

チュ君:ありがたい

テ嬢:帰ります

チュ君:テ・ゴンシル。一生懸命、一度誘惑してみろ。最善を尽くしてな。がんばれよ!

テ嬢:あーーお酒飲んでも大丈夫だったんだわ。そうだわ、最近出たり入ったりもないし。はぁ良かった

副社長:(電話中)わかった、僕が連れていくよ。テ・ゴンシル!?

叔母:チュウォンは?

副社長:チュ社長は運動できる状態じゃないようだな。

叔母:そうなの?昨日はチュウォンに何かあったの?あの重要なソジングループのミーティングを中止して。

副社長:さぁ、顔はにっこり(パンシルという発音と似ています)した笑顔だったが、心配するな。俺が思うに、チュ社長は他の女には行かんな。

叔母:パンシリを見なくなって1年が経つのよ。1年も会わなければ忘れるわ。

副社長:これからチュ社長は、にっこりにっこり笑顔が出るだろうな。パンシルがんばっ!

叔母:どうして、パンシルがんばっ!合い言葉を聞くの?気に入らないわ。

副社長:ああ

叔母:チュウォンが行かないっていうんだから、私も止めておくわ。体がだるくて調子がよくないの。

副社長:行かないのか?お前にとって俺よりチュ社長が優先だな。

叔母:まだそうでしょう。うちのチュウォンが1位で、あなたが2位

副社長:子どもでもいなきゃ。俺の味方はいないな。うはははは。冗談だよ冗談。俺達の年で、何が。ニコニコニコ。愛してるよ。


カフェにて

姉:(電話中)うん。分かったコンシル。お姉ちゃんも終ったらすぐ行くね。

ハンジュ:テ・ゴンシルさんが戻ってきたの?

姉:何?イチーム長が口軽になろうって?

ハンジュ:いや。チーム長になって、とても高い口になったんだから。知ってるだろ?

姉:とりあえず騒ぎ立てないで。コンシルがでおうであれ、私はコンシルの味方だから。

ハンジュ:だけどチュ君が知れば、大騒ぎだけど。キングダムのチュ君は特別顧客センターのテ嬢が去った後、気が抜けちゃったという噂が広がったんだ。ベンチで一人でぶつぶつ独り言を言ってるのを目撃したのは、一人や二人じゃないんだ。

姉:あぁ。コンシルが人を一人だめにしちゃったのね。男をそこまでしちゃったら、責任をとらなきゃいけないのに。

ハンジュ:コンシルのお姉さん。責任を取って

姉:私が何を?

ハンジュ:あの数多くの夜を。僕達がああやって、こうやって。男を転がせておいて。

姉:あーーもう軽口!どうしてそんな大騒ぎするのよ!

ハンジュ:妹が帰ってきたんだから、正式に紹介してくれるんだろ?うちにも挨拶もして寒くなる前にハンコも押して。俺の責任とってよ。

姉:何?そうしようか?

ハンジュ:僕達が結婚したら、司会はカンチーム長で、あーもうチーム長じゃないから。カン・ウ兄さんに頼んで、そしてお祝いは自然とテ・イリョンさんに。そうすれば式がパット盛り上がるでしょ?世紀のカップルになるんです。アンジェリーナ・コンリ!そんな感じにね。

姉:してくれるの?

ハンジュ:テ・イリョンはカン・ウの名前一つで、しっかり食いついてくるよ

姉:カンチーム長の時にコンシルと上手くいくように願ってたのにな。小さい太陽が、すっかりひっかかちゃたのね。

ハンジュ:しかし、カン・ウ兄さんはテゴンシルさんが戻ったのを知れば、撤収していたローレライの丘にまた戻るんじゃないか、心配だな

姉:何が心配なの。これでも食べてて。

ハンジュ:甘いな。お前も。あはははは。


カン・ウ護衛中

マネ:テ・イリョン!マネージャーをパパラッチにまでして。


衣装打ち合わせ中

イリョン:これこれ!どうして、この女を護衛するのに、どうしてこんなにくっつくわけ?あー外交官の奥さんってどうして、こんなに綺麗なわけ?

カン・ウ:写真をどうして撮ってらしゃるんですか?

マネ:私よ。カン・ウさん。

カン・ウ:イリョンのマネージャーさん?


ハン河でコーヒーを飲むカン・ウとイリョン

イリョン:や!犬マナーあなた、外交官じゃなくて、おじさんだけが集まってる所に移動してよ。

カン・ウ:や!黒ヒゲクジラ。俺の周りの女をぜーんぶ食べて、なくしてしまいたいのか?

イリョン:そうよ。私はあなたの女のたった一匹だっていう確信がないのよね。会おうって言ったら、いっつもこんな人のいない所でさ。ちょっとだけ会あうだけなのに。あなたは不安じゃないの?

カン・ウ:それはお前がテ・イリョンだからだろ?これはお前の立場を守ってやってるんじゃないか。

イリョン:カン・ウ。今、「守ってやってる」って言った?私を守ってやるって言ったんだよね?

カン・ウ:何が?

イリョン:あなたの気持は私のものだって事じゃない。

カン・ウ:黒ヒゲクジラは、空気が読めてないな。そうなってたのに、今分かったって、気が抜けるな

イリョン:ちゃんと言ってよ。本当なら、私と映画を見に行こうよ。

カン・ウ:映画?映画はよく見るだろ?

イリョン:ナイトショーを見るんじゃなくて、映画際に行ってみようよ。

カン・ウ:映画際?

イリョン:レッドカーペットを腕を組んで歩いて、私と映画を観に行くの、あなたが私のものだって全太平洋に見せる事ができるわ

カン・ウ:あーーやっぱり黒ヒゲクジラは、俺には負担だな。レッドカーペットは無理だ無理。

イリョン:私を守ろうと思ったら、絶対通らなければいけない道よ。私はそこで生きていかなきゃならない人なんだから。側にいてよ。だめ?

カン・ウ:そうだ。お前の側にいるっていうのは、こういう事だな。だけど俺が似合っていない道に立ったら、お前を守ってやることができるかどうか分からないんだ。

イリョン:一緒に行こうよ


コシテル テ嬢宅にて

姉:私の家に一緒にいたらいいじゃない。どうしてここに来るの?

テ嬢:私がこの家を手に入れる前に、色々な家を見てみたんだけど、ここが一番気が休まるのよ。

姉:あんた、まだ見えるの?ユ・ジヌさんと行って、みえなくなったんじゃないの?

テ嬢:そうじゃなくてね。だけど、私がどうしてこうなったのか、分かったの。

姉:あの人は今どこにいるの?

テ嬢:まだ外国にいるんだけど、もうすぐ韓国に戻ってくるわ。

姉:もうずっとここにいるよね?

テ嬢:ここにいるわ。お姉ちゃん私、このコシテル買うわ。

姉:何!お金沢山稼いだって言ってたけど、そんなに稼いだの?

テ嬢:ヨーロッパにいる時に、幽霊が一杯の廃屋に泊ったの、私が話を聞いてお化けを逝かせてやって、その家を綺麗に直して売ったのよ。そしたらすごいお金が残っちゃって。

姉:どうしてそんなに稼いだのに、ここに住むのよ?

テ嬢:私はここが気楽で、そして勉強するのにもいいし、誰かがこの建物が私のだったら、受け入れてくれるって言ってたのよ。


不動産屋にて

テ嬢:建物の持ち主は売る考えがあるんですね?

不動産:銀河コシテルは昨年、取引があり持ち主が変わったんですよ。持ち主に一度、購入の意思を伝えておいたので、会ってくれるそうですよ。

テ嬢:そうなんですね。すごく高くふっかけられませんよね?

不動産:さぁどうでしょう?あっ。来られましたね。

テ嬢:キム室長!

キム室長:久しぶりだねテ嬢!相変わらず光り輝いていますね

テ嬢:だけど、ここへどうして?

キム室長:銀河コシテルの持ち主の代理です

テ嬢:じゃ、新しく変わった建物の持ち主って・・・


社長室にて

チュ君:そうだ、あれは俺が買った。KグループとLグループとが開発する土地だとして、買ったんだ。俺がいつ電話してくるんだ?というメールを送ったのに、ずっと無視しておいて、建物の値段を知るために訪ねてきたのか?

テ嬢:だから、あれを買えば、すごいお金が入ってくるって事ですか?

チュ君:そう言っただろ?電話はいつしてくるんだ?

テ嬢:私は相場で買えると思ったのに。足りないわね。

チュ君:お前もしかして、金をもっと稼いで、外国にまた行くつもりじゃないだろうな?そんな事せずに、お前の携帯には、その建物の持ち主の男の電話番号があるだろ?そこへ電話してみろ。うまく丸めこめば安くしてくれるかもしれんぞ。俺はその男を良く知っているんだが、完全にカモだぞ!

テ嬢:まだ電話はしません。あの建物はどれくらいかかるのか考えてみて。キム室長を通して連絡してください。帰ります。

チュ君:メールを送ったら、返事しろよ!

テ嬢:はい

キム室長:建物を買ったのは、誰かがソウル市内で一番心が休まるからだと言った…からではなかったですか?

チュ君:土地で儲けるのが1位。誰かが戻ればヤンピョンの別荘より心が休まるだろうと思ったのが2位だ。

キム室長:テ嬢はまだ社長の側にいる決心がつかないんですか?

チュ君:心は決まっているそうだ。順序が違うからだと。合わせるのが大変だ。

キム室長:社長はもともと、決められた順序通り、それを守る方じゃないでしょ。必ず手に入れなければいけないものがある時には、待ってなんかいなかったと思うんですが。

チュ君:俺はもともとそうだったな。それでもいいのか?

キム室長: 近くで忠告してくれっておっしゃったじゃないですか。こっそり背中を押してやる位の反則程度はしても大丈夫ですよ。ブラボー!


病院にて

叔母:今回の定期検査結果は出てますか?

医者:ええ

叔母:最近、体調がずっと悪くて。良くない結果があるかもしれないと思って覚悟はしていますので、大きな病気でなければいいのですが。話をしてください。

医者:奥様。おめでたです。5週です。おめでとうございます。

叔母:私が?この歳で、妊娠ですか?若くない私が子どもは持てないと思っていたんですが、この歳で出来たんですか?

医者:お歳のこともありますし、過去の自然流産の経験もありますので、子どもを守ろうと思うと、とても努力されなければいけないと思います。

叔母:この歳で、そのような努力をする自信がありません。

医者:大変な状況であればあるほど、奥さまが努力されなければ

叔母:失うんですか?


副社長室にて

副社長:病院に行ってきたんだって?定期検査の結果が良くなかったのか?

叔母:いいえ。健康だって。何の異常もなかったわ。

副社長:ああ良かった。じゃあ、以前言ってた結婚5周年の旅行は行けるんだろ?

叔母:それ日程がとてもダイナミックだったわね?

副社長:ああ。面白いぞ。軽飛行機の運転もしてモンゴル草原で乗馬して、君の好きなものを全部用意しておいたから。

叔母:スリル一杯で危険ね

副社長:どうした?嫌か?

叔母:いいえ。私は残った人生はあなたと二人で自由に生きるのがいいわ。

副社長:ソンラン…愛してる…よ


キングダムにて

テ嬢:絞り出した計画がいつも狂うのよね

ゴミ箱の蓋がクルリ!と回る

テ嬢:おじさん。ここにいらっしゃったんですね

おじさん:(うんうん)

テ嬢:お久しぶりです。元気でしたか?

チュ君:テ・ゴンシル!

テ嬢:おじさん、私としゃべったの言ったら駄目よ!私が見えないふりしてね。(チュ君に)どうしたの?

チュ君:あの建物の価格を決めるか?飯でも一度食いながら。

テ嬢:私、お昼はもう食べたのよ。

チュ君:では、どこかで時間をつぶして、夕食を食べるといいな。

テ嬢:お姉ちゃんと夕食を一緒に食べる約束をしてるの

チュ君:俺も一緒に飯を食う人間は多い。うちの叔母が俺を呼んでスイートホームを作らせようと、女とくっつけようとしてるの知ってるだろ?俺は最近、そういう飯の席に引っ張りだこなんだ。なのに、俺をそのままにしておくのか?

テ嬢:あーそれで、これまで何度食事されたんですか?

チュ君:そうだ。建物の値段を聞くよりも、有益な質問だぞ。何回だと言えば、激しい反応が出るかな?

テ嬢:食べるだけ食べたのね。そうだと思ったわ。セジングループの女だって手を組んで中国に行くんでしょ?

チュ君:心配だろ?だから、今は前後がどうのと言ってる場合じゃない。順序は無視して、まずは誘惑してみろ。電話、俺が誘いに乗ってやるから。

テ嬢:もしかして、私がお酒を飲んで、何か話をしましたか?

チュ君:ああ。とっても気に入った計画を白状したんだ。だからもっと切実にやれよ。だから、俺はお前が、あそこに座っているおじさんが、まだ見えても見えなくても関係ないんだ。

テ嬢:まだ見えてるのも知っていたんですか?

チュ君:ああ。お前は、まだそんな自分が嫌か?

突然、ゴミ箱の蓋が裏返る

テ嬢:おじさん!

チュ君:あーどうして、お化け達は!重要なタイミングに割り込んでくるんだ!どうするんだ?

テ嬢:おおっ。おじさんが動くわ。おじさんどこに行くの?

チュ君:ちょっと待て、あのおじさんは、ここに座って絶対動かないって言っただろ?

テ嬢:そうでしたよ。おじさん。どこに行くの?私、行くわ。

チュ君:あのおじさんは、俺の友達だ。俺も一緒に行く。

テ嬢:やっぱり私と社長の間にはお化けの話を抜きにはできないわね。おじさん!

チュ君:テ・ゴンシル!


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ちょっと中途パンパだけど、ここで切ります。
文字数制限に引っかかっちゃいました^^;
by yuuryon | 2013-10-06 15:12 | 主君の太陽17話

by yuuryon