主君の太陽6話 前半
さてさて、カン・ウに正直に言うべきか?言わない方がいいべきか?と悩んでいたら、
うふふ。カン・ウのウィークポイントが公開されましたね。
チュ君は喜んでおりますが、そんなに呑気に構えていたら、もってかれるぞ感を出してくれれば
もっと面白くなってきそうです。
前半長いですが、最後の数分でジソペンは自分も寝たふりしちまいそうになるので
そこを期待してみてくださいね。
ではでは、まずは前半戦!
カン・ウ:僕、勇気を出してみます。あなたは頑張ってください。
テ嬢:カン・ウさーーん!カン・ウさーーん!あなたに秘密を話そうと頑張ってきました。
カン・ウ:言ってみてください。勇気を出して聞きますから。
テ嬢:私、私・・・お化けが見えるんです。あっちにもお化け、こっちにもお化け、四方八方からお化け達が現れて、おかしな女みたいに逃げていたんです。
それでも大丈夫ですか?
カン・ウ:僕はあなたが宇宙人に連れ去られたと言ったとしても、関係ありません。
テ嬢:カン・ウさん!
拍手喝采のお化けどぅる~
テ嬢:こんな夢のような事おこるのかしら?
社長室にて
チュ君:夢みたいだと言ってるのをみると、成功確率が低い事は認識してるみたいだな
テ嬢:不可能だってことはないですよね?以前、病院で宇宙人に連れ去られたという、おかしなおじさんを見たことがあるんです。
だけど、そんなおじさんもそれを理解してくれる奥さんと出会って、山の中に要塞を作って一緒にくらしてるそうですよ。
チュ君:お前、お化けが見える立場で、宇宙人が見える人を狂ってるとか言って無視したのか?←おじさんの話を鼻で笑うんではなく、テ嬢の行動を怒ってくれる大人の男。いやー私も怒って欲しい♡
テ嬢:そのおじさんが先に私の事を、狂ってるって言ったからですよ。私だって最初は話を全部聞いて一緒にUFOの写真だって撮りに行こうって言って、私も行ってあげるって言ったのに、私がお化けが見えるって言ったら狂ってるって言うんですもの。
チュ君:そうだなお前は悔しいだろ。俺も、もどかしいぞ。その時、おじさんについて行って、宇宙人に遭って連れ去られていたら、お前が俺の目の前にいることもないって事だ。
テ嬢:ですよね。お化けもいるんですし、宇宙人もいるかもしれませんよね。だけど、すごく危なかったって事ですよね?
チュ君:いやいや。違う。明らかにおかしな話をお前としてたら、真剣になって俺が馬鹿みたいになる。
俺がどうして、こんな話を聞いてやってるんだ?
テ嬢:あの人も・・・聞いてくれるかしら?社長みたいに、あの人も聞いてくれるかしら?
私、こんな機会を逃したくないんです。私にはこんな甘~い話、絶対ないと思ってたんです。だけど、起こってとても嬉しいんです。
チュ君:みるんじゃなくて、信じることから始めてみろ
テ君:え?
チュ君:むやみにお化けの話をして怖からすのではなく、こういう事を信じるのか?好奇心引きつけてみるんだ。そうしたら夢みたいな事が起きる確率も少しは高くなるだろう。
テ嬢:あーー!参考にします!ありがとうございます!
チュ君:それから、これからおかしな話はカンチーム長とお化けとで、そこへ行って話をしろ。甘い、カン キャンディー(カンチーム長にもらったペロペロキャンディーを指差して)と上手くやれ。消えろ!
テ嬢:はい。
チュ君:面白いな。3度は消えろ!と言わねば、消えないテ嬢が1度で消えるとはな。
テ嬢:社長
チュ君:なんだ?行けと行ったら、行け!なんだ?
テ嬢:目を覚ませと言わずに話を聞いてくださって、ありがとうございます。
チュ君:尽くして聞いたのではない。耳に入ってくるのをただ聞いただけだ!
テ嬢:社長も言えない話があれば、私に言ってください。私がしっかり耳を傾けて聞きますので。
チュ君:お前に話はない。俺は仕事するんだ。消えろ!
テ嬢:ええ。社長!
チュ君:なんだ!なんだ!なんだ!
テ嬢:社長、音楽を聞きながら仕事をされてるんですか?
チュ君:違う
テ嬢:じゃあ何ですか?
チュ君:話はないと言っただろ。頼むから、消えろ!
テ嬢:はい
チュ君:必ず、消えろ!は3回だな。べたべたなカンカンディーと ぴったりくっつけば 面倒じゃなくなるな…
帰宅途中のテ嬢
テ嬢:何て言おうかな。お化け?ううん。霊魂?幽霊?何が一番大丈夫かな?
警備員:うあぁ!
女性社員:おもおも!
警備員:冗談なのに
女性社員:大丈夫ですか?
姉:だからうちのゴンシルを驚かしたら駄目って言ったじゃないですか。
皆で焼き肉パーティ
姉:突然遊びに行こうって押しかけておいて、どうしてこの子を驚かすんですか?
警備員:僕も驚いたんですからね
テ嬢:すいません。いきなり出て来られると人じゃないと思ってしまって。
警備員:僕が人じゃないって、お化けってことですか?
カン・ウ:そうじゃなくて、面倒なストーカーのせいで警戒心が大きいんですよ
警備員:だけど、本当にお化けを見たように驚いてましたね
姉:おもおもおも!そんなもの見える人がどこにいるんですか?
警備員:え?僕みた事ありますけど。暑いから僕が見たお化けの話でもしましょうか?
カン・ウ:するなよ。怖がってる人にどうしてするんですか?
テ嬢:怖がってませんよ。一度してください。どんなお化けを見たのか?
姉:(テ嬢に)どうして?(小声)
警備員:どのお化けの話からしましょうか?エレベーターお化け、トイレお化け。軍隊で見たお化け。種類も豊富なんだけどな。
女性社員:(副社長と電話中)はい。副社長。イ・ハンジュさんが言う通り、カンチーム長と同じ所に住んでいるようです。それと、ここはすごくみすぼらしい感じです。
副社長:続けて見ておけ。ひどくケチなチュ社長が体を許したのに、どうして財布は開けないんだ?財布を開けないと、心も開けられなかっただろうに。まさか、テ・イリョンに開いてるんじゃないだろうな?
チュ君と叔母、イリョンと会食中
イリョン:シンサ洞カロスキルの一番高いビルは私のおじいさんのものなんです。
叔母:おじい様にはお母様1人いらしゃるだけでしたよね?
イリョン:はい。母には私1人です。
叔母:ということは、そのビルはイリョンさんのものということですね
チュ君:海鮮丼だけ食べようって言ってましたが、コースにしましょう。長ーいの。一度食べてみましょう。
焼き肉パーティー中
警備員:そのお化けの中で一番は、こうやって、こうやって、ついてくる首しかないお化けなんですよ!
女性社員:私が聞いた中で一番は、コンコンお化けですよ。コンコンお化けより怖いお化けはないわ
姉:私は夜12時になると、血の涙を流す学校の銅像よ。それが一番怖いわ。私がそのせいで夜間自習できなかったじゃない。
警備員:その銅像、うちの学校にもありましたよ。
女性社員:その学校、鏡のお化けもありましたか?全校2位だった子の血で濡れた鏡のお化け。
姉:うちの学校はピアノ室があったんだけど、コンクールの上位にいた子が毎晩、現れて奏でる
全員:エリーゼのために!
テ嬢:カン・ウさんは、こういう話好きじゃないですか?
カン・ウ:ええ、面白くないですね。
警備員:面白くないんじゃなくて、怖いからじゃないですか?サンチュを持つ手がぶるぶる震えてるじゃないですか。
そうそう。お化けの話をしたら、お化けが寄ってきて聞いてるって言いますよね。
テ嬢:もう来てますよ。あそこに。ハンジュさんの後ろにね
カン・ウ(バン!机をたたく)もうやめましょう!僕はこういう話が本当に嫌いなんです。馬鹿みたいに何ですか?
警備員:面白がってるんじゃないですか。本当にお化けがいるんじゃないか?って怖いんですか?
カン・ウ:僕は、いないと思ってます。いるとか言って騒ぎたてて、怖がらす人達がとても嫌いなんです!そんなものを見たと言いまわる人が一番情けなくて嫌いなんです。
姉:嫌いなんだわ。あんた絶対言っちゃ駄目よ。
トイレの鏡に自分が映っても驚くカン・ウ
カン・ウ:お化けの話をしてるだけじゃないか。
叔母とチュ君、イリョンの会食←ジソのしましま靴下がキニナル人、手を挙げて♪
叔母:ちょっと電話してくるわね
チュ君:食べましょう
イリョン:呼び出されて、困られたでしょ?
チュ君:いいえ。全く。叔母がこういう席を用意した時は、すぐに出てきて食事をしますよ。
イリョン:だけど、私だと少し心がチクリとしませんか?ゴンシルの友達なのに。
チュ君:全然。
イリョン:二人がとても親しい関係だと思って、私はちょっとためらっていたんですが、気になさらないというのを聞いて、安心しましたわ。
チュ君:無駄な心配をされてたんですね。
イリョン:では、言葉に気を付けて申し上げますね。ゴンシル…あの子…ここが(頭)おかしいそうですよ。社長はあのこの昔をお知りにならないからですけど、昔はあの子パーフェクトだったんですよ。
人間があそこまで落ちぶれるって、すごい経験をしたってことだけど、そういう不吉な子を側に置くのは…
チュ君:テ・イリョンさん。ここに来た目的は、テ・ゴンシル。ここへ(刺身の皿をコツコツ)ここへ乗せて(刺身を箸で差し)ネタにしようっていうのですか?
イリョン:違います。
チュ君:では、さきほどの不動産の話を続けましょう。叔父様が計画されているリゾートの話もとても興味深いのですが。
イリョン:あ~はい。あの土地は私の父の土地で、家族事業だとも言えますね。
チュ君:2次会どこに行きますか?←行くんかいっ!
副社長お化け?と遭遇
はい。ここら辺早送りです^^;
副社長:犬がいたんだよ!犬が!大きな犬が!
叔母:あなた~どうしましょう!←案外副社長ラブ♡
イリョン:どうして、ショッピングモールに犬がいるの?←というより、あなたがどーしてここへいるの?
チュ君:保安チームに非常事態をかけたので、何がいるかは、すぐ見つかるでしょう。
副社長:犬だって、だから犬!わしはちゃんと鳴き声も聞いたんだ!あ~あ~あ~
カン・ウ:明日のオープンまでに捕まえなければいけません。各自担当の場所を2人で捜査してください。
テ嬢:本当に、ここから犬が出たですって?私は犬なんて飼ってないのに。
警備員:副社長が、ここで犬に噛まれたそうですよ。あーー肉を食べてたのに非情事態なんだよ。とにかく、無くなった物がないか探してみてください。
テ嬢:はい。あれ?誰が?こんなことを?本当に犬が入ったのかしら?
チュ君:お前が連れてきたんじゃないか?
テ嬢:あっ。社長。
チュ君:可哀想なお化けを世話してやるだけじゃなく、犬まで連れて育ててたのか?
テ嬢:違います。
チュ君:(クンクン)何の匂いだ?お前、ここで肉を置いてるのか?犬が肉の匂いで入ってきたんじゃないのか?
テ嬢:社長、本当に犬の鼻ですね。私がカン・ウさんとお肉を食べてたんですよ。あっ!キャンディ!どこに行ったのかしら?あれも食べたのかしら?あ、ここにあるわ。見つけた♪はっ!割れちゃったわ。←チュ君嬉しそうww
チュ君:これは犬の首輪だろ?本当に犬がいてたようだな。
カン・ウとイリョン
イリョン:チュ社長と食事をしてたんだけど、気になって来たのよ。
カン・ウ:計画通りい行ってるな。
イリョン:あちらに関心がある会話を詳細にしてきたわ。だけどチュ社長にとってテ・ゴンシルは何でもないみたいなんだけど。
あの子の話をしたら、あっさり切られちゃったわ。
カン・ウ:就職までさせてやるなんて、二人には何か理由があるはずなんだけどな
イリョン:だけど、どうして社長とテ・ゴンシルの関係が気になるのよ?あんた、本当にテ・ゴンシルが好きで二人の中を疑ってるの?
カン・ウ:そのうちな
イリョン:私も上手くいくかもよ。あなたの助けが必要になったら連絡するわ。だけど、犬を捕まえるんだったら夜勤しなくちゃね。
夜勤したら手当でるの?何万ウォン?
カン・ウ:車、地下にあるだろ?あそこのエレベーターで降りろ。
イリョン:何よ!最後までエスコートしなきゃ駄目でしょ!
カン・ウ:犬を捕まえるのには手当てが出てるからな。行け。
イリョン:マナーがない男ね!(マナーが無い事を개(ケ)=犬マナーと言うらしい)
貴賓室(鬼室)にて
テ嬢:人を噛む犬が侵入してたら危ないですよね
チュ君:今晩見つけられなければ、明日オープンできん。売上を上げようと契約したサマーフェスティバルも中止だ。
うじゃうじゃ集まって金を使うと思っていたのに、こいつが全部を駄目にしたじゃないか!
テ嬢:お菓子も食べて、食べかけのキンパも全部無くなりました。犬はお腹空いてるみたいですね。あっ!
チュ君:何をしようとしてる?
テ嬢:社長。そのタグについてるピルスンというのは犬の名前ですよね?
チュ君:そのようだな。
テ嬢:社長。犬を捕まえて、サマーフェスティバルを必ず開催してください。私が必ず捕まえます。ピルスン!(=必勝)
ピルスーーン!ピルスーーン!どこに居るの?
チュ君:何だ?すごい方法でもあると思ったら、ソーセージ2つで犬をおびき出そうってか?
テ嬢:犬が好きなものって、本来こういうものですよ。社長。
チュ君:もういい。戻ろう。
テ嬢:ちょっと待ってください社長。(お化けに)おじさん。犬見ませんでした?分かりましたー
チュ君:お前なにしてるんだ?
テ嬢:あそこに、ゴミ箱の蓋をひっくり返すおじさんが一人いるんですよ。
チュ君:あそこに・・・そんなものがいると?
テ嬢:あのおじさん、すごく怖いんですよ。口がこんな風に裂けてて、目がすごく…
チュ君:お前、あっちで聞いてんのに、どうして悪口言うんだ!
テ嬢:私には社長がいるじゃないですか♪それと、あっちの女子トイレに便器の蓋に座ったおばさんも1人いらっしゃるんですけど
私が行って聞いてきましょうか?
チュ君:お前、ここに通いながら色んなお化けと付き合ってたんだな。
テ嬢:見ていたら、他の所には行かずに、ずっとおなじ所にいるお化けがいるんですよ。初めはとても怖いんですけど、少し経つと何度も見てるから職場の同僚みたいな感じになるんです。
チュ君:では、たまには集めて会食でもするか?
テ嬢:そんな怖い冗談やめてください。怖いですよ。会食は今日みたいに人だけが集まって、肉をたべたり、あははっ~と笑いながら話を…お化けの話が出て台無しになったけど…
チュ君:テ・ゴンシル…(クンクン)匂いがせんな。お前、甘いカン キャンディーとお化けは仲良くできんだろう。
テ嬢:(うんうん)カン・ウさん、世界で一番お化けが嫌いなんですって。お化けがいるって言う人が一番嫌いだって。私どうしたらいいんでしょう?
チュ君:それをどうして俺に聞くんだ?俺も嫌いだ。俺も嫌いだが、お前が使い道があるから側においてるんだ。
テ嬢:そうですよね。使い道があるように、カン・ウさんの助けになるように犬でも探さないと。私トイレに行ってみますね。ここにいてくださいね。待っててください。
チュ君:俺が主人を待つ犬か?待つもんか!(首輪を見て)タグがあるという事は主人がいるという事だな。飼い主も一緒にいるのか?
エレベーターに乗ろうとするイリョン
走り寄る黒づくめの男
イリョンの悲鳴がカン・ウにも聞こえる
悲鳴の方向に走るカン・ウ。逃げる犯人を目撃
カン・ウ:Aグループに黒い服の男が逃走!
トイレから帰るテ嬢←おいおいソーセージ食べとるがな
テ嬢:トイレのおばさんも見てないとなると。倉庫おじさんに聞いてみようかな。
犬の鳴き声を聞くテ嬢
犯人とぶつかる警備員
警備員2:逃がしたのか?
警備員:外に逃げていったが…だけどおかしいな。
警備員2:どうした?何だ?
警備員:前に顧客センターでアルバイトしてた、ヒョンチョル。あいつ軍隊に行ったよな?
警備員2:ああ。どうしてだ?
警備員:いや。見間違いか?
カン・ウとイリョン←イングクぺん ヨロブンお待たせいたしました
カン・ウ:大丈夫か?起きられるか?
イリョン:足がたたなくて・・・腰が抜けたみたい
はい。きました。ジャケット脱ぎ―のピチ白シャツになりーの。
カン・ウ:病院に行こう。立って。
イリョン:あうっ。
カン・ウ:つかまって
イリョンが実際軽いのであろうが、ぐらりともせず彼女をお姫様抱っこ。
そして、そのまま前を向いたままだろうと思いーーの、一瞬、彼女に視線を向ける秘密兵器であった。
惚れてまうやろーーーーー。
社長の部屋
カン・ウ:テ・イリョンさんは職員と一緒に病院に送りました。警察にも通報いたしました。
チュ君:隠れて売り場にいないかどうか、オープン前に確認するように
副社長:犬は?犬はいなかったか?泥棒が犬を連れてきてたんじゃないのか?
カン・ウ:CCTVを確認したのですが、犬はおらず、一人であるのを確認しました。
チュ君:犬に噛まれたのではなく、人に噛まれたみたいですね。
叔母:あなた、良かったわ。感染症の注射をしなくてもいいじゃない。
キム室長:社長、少し外へ。
チュ君:何だ?
テ嬢:社長!犬がいます
チュ君:こそ泥棒だった
テ嬢:犬もいてたんです。ここにいてます。
チュ君:ここにいると?
テ嬢:ええ。本当にいますよ犬が
ドアを少し開け二人の様子を見るカン・ウ
貴賓室(鬼部屋)にて
テ嬢:格好良い、シェパードですよ。(犬に)そこに座ってなさい。まぁ、私の言うこと聞いてくれるのね。お手!
すごい賢いですよ。言うこと聞いて。
チュ君:その犬も泥棒について、泥棒を働こうとここに隠れてたのか?
テ嬢:さぁ、その泥棒の側にいてたのは確かなんですけど。だけど泥棒が逃げようとした時に私と目があって、私を追いかけてきたんです。
チュ君:では、これはこの犬の首輪なのか?ピルスン。
ワンワン!
テ嬢:そうみたいですね。自分の名前を呼ばれて、返事してますよ。ワンワン!って。首にも同じものが掛けてありますね!
チュ君:盗みをしながらでも持っているを考えると大事な犬のようだな
テレビでのニュース
キャスター:2日前に脱出した兵士の行方はまだ分かりません。ユ・ジュングン記者がお伝えいたします。
泥棒:ピルスン…俺はどうしたらいいんだ?
貴賓室(鬼部屋)にて
テ嬢:犬がしきりに私に一緒に行こうって言うんです。ついていかなくっちゃ。
止めようとテ嬢の腕を掴むチュ君。犬のお化けが消える
テ嬢:社長が私を触ると犬がいなくなるじゃないですか。ついていかなきゃいけないのに。
チュ君:ついて行くってどこについて行くんだ?テ・イリョン、あいつだって病院に行ってるんだぞ。
お前もどうなるか分からんのに、どうしてそこに行くんだ?警察に通報したから、捕まるだろう。面会させてくれ。
テ嬢:ピルスンが泥棒についていかずに、私の所に来たのは理由があるからじゃないですか?泥棒を捕まえると助けにもなるじゃないですか。
チュ君:甘いカンキャンディに良く見てもらおうと前がちゃんと見えてないようだが、あいつは犯罪者だ。どこに行くんだ。危ないから駄目だ。
そんな顔するな。駄目だと言ってるだろ。一度言えば、ちゃんと聞け。
テ嬢:私が社長を少し誤解してたみたいです。社長は「早く行って、泥棒を捕まえろ」って言うんだと思ってたんですけど。
チュ君:ということは、お前は俺によく見てもらおうと、泥棒を捕まえようとしてたのか?
テ嬢:危ないって心配してくれてありがとございます。社長。
腕を掴むチュ君の手を握るテ嬢
チュ君:10万ウォン!タダじゃないぞ!給料から差し引くからな。
テ嬢:安くしてくれるって言ったじゃないですか!
チュ君:では5万ウォン。
警備室にて
警備員:もう一度調べてみたのですが、犬はいませんでした。副社長が錯覚してるんですね。泥棒に噛まれたんですね。
カン・ウ:本当に犬はいないんですね?
警備員:いません
キャンディーを持ちながら歩くテ嬢
カン・ウに声をかけられ、慌てて割れたキャンディーを隠す
カン・ウ:テ・ゴンシルさん。何ですか?
テ嬢:何がですか?イリョンが怪我をしたって…
カン・ウ:いいえ。驚いただけで怪我はありません。ところでテ・ゴンシルさんは何を見たんですか?
テ嬢:え?
カン・ウ:さっきチュ社長と話をしているのを見ました。犬を見たと言ってたのではないですか?誰もみず、CCTVにも映ってないのに、そちらにだけ見えるものなんですか?
テ嬢:それは…実は…
(回想)
カン・ウ:お化けを見たと言いまわる人が一番情けなくて嫌いなんです。
カン・ウ:本当に犬を見たんですか?
テ嬢:いいえ。見ませんでした。みんなが見てないものを私が見るわけないじゃないですか。
カン・ウ:では、チュ社長に犬を見たと話をしてたのは何ですか?
テ嬢:それは…社長にある人を探すように言われたんですけど、犬がここにいてた…というのは、ワンワンというケ=犬の方じゃなくて、子どもの方のケ=子がそこにいてたと話をしたんだけど。勘違いされたんですね。
カン・ウ:僕が勘違いしたんでしょう。だけど、今、何を隠したんですか?それも勘違いですか?それも何て取り繕うんですか?
テ嬢:これ割れてしまって。ごめんなさい。カン・ウさんが正直にくれた物なのに。
カン・ウ上司に報告中
カン・ウ:テ・ゴンシルの事務所に隠れてはいましたが、チュ・ヂュウォン社長を狙ったものではありませんでした。はい。監視いたします。
割れたキャンディーを見てしんみり中のテ嬢
テ嬢:スイートラブが…
カン・ウ:すいません。
テ嬢:いいえ。私がごめんなさい。カン・ウさん。
カン・ウ:お化けの話をした時も大声を出して怒ってすいません。
テ嬢:いいえ。私がごめんなさいだわ。そんなに嫌いだとは知らずに。お化けの話をしちゃってごめんなさい。
カン・ウ:嫌いなんじゃなくて、怖いんです。
テ嬢:お化けがそんなに怖いですか?
カン・ウ:軍隊に行ってる時に、死んだ人を沢山見たんです。その時、悪夢のせいでカウンセリングを受けた事もあるんです。
テ嬢:そうだったんですね
カン・ウ:だから、そういうものが側にいると言われたら、我慢するのが辛くて。
テ嬢:いませんよ。カン・ウさんの側には何ーーーもいませんよ。絶対なにもいませんよ。信じて、確実だから。
カン・ウ:信じます。あっ。飴が割れてしまった事を深く考えないで。飴はもともと割って食べるんですよ。割れたついでに、今食べましょう。
テ嬢:そうしますか?
カン・ウ:ぴったり二つに割れたから半分づつ食べましょう。
テ嬢:甘い
そうだよ。甘い、そのイングクの飴の食べっぷりとVネックが私は甘い♡
うふふ。カン・ウのウィークポイントが公開されましたね。
チュ君は喜んでおりますが、そんなに呑気に構えていたら、もってかれるぞ感を出してくれれば
もっと面白くなってきそうです。
前半長いですが、最後の数分でジソペンは自分も寝たふりしちまいそうになるので
そこを期待してみてくださいね。
ではでは、まずは前半戦!
カン・ウ:僕、勇気を出してみます。あなたは頑張ってください。
テ嬢:カン・ウさーーん!カン・ウさーーん!あなたに秘密を話そうと頑張ってきました。
カン・ウ:言ってみてください。勇気を出して聞きますから。
テ嬢:私、私・・・お化けが見えるんです。あっちにもお化け、こっちにもお化け、四方八方からお化け達が現れて、おかしな女みたいに逃げていたんです。
それでも大丈夫ですか?
カン・ウ:僕はあなたが宇宙人に連れ去られたと言ったとしても、関係ありません。
テ嬢:カン・ウさん!
拍手喝采のお化けどぅる~
テ嬢:こんな夢のような事おこるのかしら?
社長室にて
チュ君:夢みたいだと言ってるのをみると、成功確率が低い事は認識してるみたいだな
テ嬢:不可能だってことはないですよね?以前、病院で宇宙人に連れ去られたという、おかしなおじさんを見たことがあるんです。
だけど、そんなおじさんもそれを理解してくれる奥さんと出会って、山の中に要塞を作って一緒にくらしてるそうですよ。
チュ君:お前、お化けが見える立場で、宇宙人が見える人を狂ってるとか言って無視したのか?←おじさんの話を鼻で笑うんではなく、テ嬢の行動を怒ってくれる大人の男。いやー私も怒って欲しい♡
テ嬢:そのおじさんが先に私の事を、狂ってるって言ったからですよ。私だって最初は話を全部聞いて一緒にUFOの写真だって撮りに行こうって言って、私も行ってあげるって言ったのに、私がお化けが見えるって言ったら狂ってるって言うんですもの。
チュ君:そうだなお前は悔しいだろ。俺も、もどかしいぞ。その時、おじさんについて行って、宇宙人に遭って連れ去られていたら、お前が俺の目の前にいることもないって事だ。
テ嬢:ですよね。お化けもいるんですし、宇宙人もいるかもしれませんよね。だけど、すごく危なかったって事ですよね?
チュ君:いやいや。違う。明らかにおかしな話をお前としてたら、真剣になって俺が馬鹿みたいになる。
俺がどうして、こんな話を聞いてやってるんだ?
テ嬢:あの人も・・・聞いてくれるかしら?社長みたいに、あの人も聞いてくれるかしら?
私、こんな機会を逃したくないんです。私にはこんな甘~い話、絶対ないと思ってたんです。だけど、起こってとても嬉しいんです。
チュ君:みるんじゃなくて、信じることから始めてみろ
テ君:え?
チュ君:むやみにお化けの話をして怖からすのではなく、こういう事を信じるのか?好奇心引きつけてみるんだ。そうしたら夢みたいな事が起きる確率も少しは高くなるだろう。
テ嬢:あーー!参考にします!ありがとうございます!
チュ君:それから、これからおかしな話はカンチーム長とお化けとで、そこへ行って話をしろ。甘い、カン キャンディー(カンチーム長にもらったペロペロキャンディーを指差して)と上手くやれ。消えろ!
テ嬢:はい。
チュ君:面白いな。3度は消えろ!と言わねば、消えないテ嬢が1度で消えるとはな。
テ嬢:社長
チュ君:なんだ?行けと行ったら、行け!なんだ?
テ嬢:目を覚ませと言わずに話を聞いてくださって、ありがとうございます。
チュ君:尽くして聞いたのではない。耳に入ってくるのをただ聞いただけだ!
テ嬢:社長も言えない話があれば、私に言ってください。私がしっかり耳を傾けて聞きますので。
チュ君:お前に話はない。俺は仕事するんだ。消えろ!
テ嬢:ええ。社長!
チュ君:なんだ!なんだ!なんだ!
テ嬢:社長、音楽を聞きながら仕事をされてるんですか?
チュ君:違う
テ嬢:じゃあ何ですか?
チュ君:話はないと言っただろ。頼むから、消えろ!
テ嬢:はい
チュ君:必ず、消えろ!は3回だな。べたべたなカンカンディーと ぴったりくっつけば 面倒じゃなくなるな…
帰宅途中のテ嬢
テ嬢:何て言おうかな。お化け?ううん。霊魂?幽霊?何が一番大丈夫かな?
警備員:うあぁ!
女性社員:おもおも!
警備員:冗談なのに
女性社員:大丈夫ですか?
姉:だからうちのゴンシルを驚かしたら駄目って言ったじゃないですか。
皆で焼き肉パーティ
姉:突然遊びに行こうって押しかけておいて、どうしてこの子を驚かすんですか?
警備員:僕も驚いたんですからね
テ嬢:すいません。いきなり出て来られると人じゃないと思ってしまって。
警備員:僕が人じゃないって、お化けってことですか?
カン・ウ:そうじゃなくて、面倒なストーカーのせいで警戒心が大きいんですよ
警備員:だけど、本当にお化けを見たように驚いてましたね
姉:おもおもおも!そんなもの見える人がどこにいるんですか?
警備員:え?僕みた事ありますけど。暑いから僕が見たお化けの話でもしましょうか?
カン・ウ:するなよ。怖がってる人にどうしてするんですか?
テ嬢:怖がってませんよ。一度してください。どんなお化けを見たのか?
姉:(テ嬢に)どうして?(小声)
警備員:どのお化けの話からしましょうか?エレベーターお化け、トイレお化け。軍隊で見たお化け。種類も豊富なんだけどな。
女性社員:(副社長と電話中)はい。副社長。イ・ハンジュさんが言う通り、カンチーム長と同じ所に住んでいるようです。それと、ここはすごくみすぼらしい感じです。
副社長:続けて見ておけ。ひどくケチなチュ社長が体を許したのに、どうして財布は開けないんだ?財布を開けないと、心も開けられなかっただろうに。まさか、テ・イリョンに開いてるんじゃないだろうな?
チュ君と叔母、イリョンと会食中
イリョン:シンサ洞カロスキルの一番高いビルは私のおじいさんのものなんです。
叔母:おじい様にはお母様1人いらしゃるだけでしたよね?
イリョン:はい。母には私1人です。
叔母:ということは、そのビルはイリョンさんのものということですね
チュ君:海鮮丼だけ食べようって言ってましたが、コースにしましょう。長ーいの。一度食べてみましょう。
焼き肉パーティー中
警備員:そのお化けの中で一番は、こうやって、こうやって、ついてくる首しかないお化けなんですよ!
女性社員:私が聞いた中で一番は、コンコンお化けですよ。コンコンお化けより怖いお化けはないわ
姉:私は夜12時になると、血の涙を流す学校の銅像よ。それが一番怖いわ。私がそのせいで夜間自習できなかったじゃない。
警備員:その銅像、うちの学校にもありましたよ。
女性社員:その学校、鏡のお化けもありましたか?全校2位だった子の血で濡れた鏡のお化け。
姉:うちの学校はピアノ室があったんだけど、コンクールの上位にいた子が毎晩、現れて奏でる
全員:エリーゼのために!
テ嬢:カン・ウさんは、こういう話好きじゃないですか?
カン・ウ:ええ、面白くないですね。
警備員:面白くないんじゃなくて、怖いからじゃないですか?サンチュを持つ手がぶるぶる震えてるじゃないですか。
そうそう。お化けの話をしたら、お化けが寄ってきて聞いてるって言いますよね。
テ嬢:もう来てますよ。あそこに。ハンジュさんの後ろにね
カン・ウ(バン!机をたたく)もうやめましょう!僕はこういう話が本当に嫌いなんです。馬鹿みたいに何ですか?
警備員:面白がってるんじゃないですか。本当にお化けがいるんじゃないか?って怖いんですか?
カン・ウ:僕は、いないと思ってます。いるとか言って騒ぎたてて、怖がらす人達がとても嫌いなんです!そんなものを見たと言いまわる人が一番情けなくて嫌いなんです。
姉:嫌いなんだわ。あんた絶対言っちゃ駄目よ。
トイレの鏡に自分が映っても驚くカン・ウ
カン・ウ:お化けの話をしてるだけじゃないか。
叔母とチュ君、イリョンの会食←ジソのしましま靴下がキニナル人、手を挙げて♪
叔母:ちょっと電話してくるわね
チュ君:食べましょう
イリョン:呼び出されて、困られたでしょ?
チュ君:いいえ。全く。叔母がこういう席を用意した時は、すぐに出てきて食事をしますよ。
イリョン:だけど、私だと少し心がチクリとしませんか?ゴンシルの友達なのに。
チュ君:全然。
イリョン:二人がとても親しい関係だと思って、私はちょっとためらっていたんですが、気になさらないというのを聞いて、安心しましたわ。
チュ君:無駄な心配をされてたんですね。
イリョン:では、言葉に気を付けて申し上げますね。ゴンシル…あの子…ここが(頭)おかしいそうですよ。社長はあのこの昔をお知りにならないからですけど、昔はあの子パーフェクトだったんですよ。
人間があそこまで落ちぶれるって、すごい経験をしたってことだけど、そういう不吉な子を側に置くのは…
チュ君:テ・イリョンさん。ここに来た目的は、テ・ゴンシル。ここへ(刺身の皿をコツコツ)ここへ乗せて(刺身を箸で差し)ネタにしようっていうのですか?
イリョン:違います。
チュ君:では、さきほどの不動産の話を続けましょう。叔父様が計画されているリゾートの話もとても興味深いのですが。
イリョン:あ~はい。あの土地は私の父の土地で、家族事業だとも言えますね。
チュ君:2次会どこに行きますか?←行くんかいっ!
副社長お化け?と遭遇
はい。ここら辺早送りです^^;
副社長:犬がいたんだよ!犬が!大きな犬が!
叔母:あなた~どうしましょう!←案外副社長ラブ♡
イリョン:どうして、ショッピングモールに犬がいるの?←というより、あなたがどーしてここへいるの?
チュ君:保安チームに非常事態をかけたので、何がいるかは、すぐ見つかるでしょう。
副社長:犬だって、だから犬!わしはちゃんと鳴き声も聞いたんだ!あ~あ~あ~
カン・ウ:明日のオープンまでに捕まえなければいけません。各自担当の場所を2人で捜査してください。
テ嬢:本当に、ここから犬が出たですって?私は犬なんて飼ってないのに。
警備員:副社長が、ここで犬に噛まれたそうですよ。あーー肉を食べてたのに非情事態なんだよ。とにかく、無くなった物がないか探してみてください。
テ嬢:はい。あれ?誰が?こんなことを?本当に犬が入ったのかしら?
チュ君:お前が連れてきたんじゃないか?
テ嬢:あっ。社長。
チュ君:可哀想なお化けを世話してやるだけじゃなく、犬まで連れて育ててたのか?
テ嬢:違います。
チュ君:(クンクン)何の匂いだ?お前、ここで肉を置いてるのか?犬が肉の匂いで入ってきたんじゃないのか?
テ嬢:社長、本当に犬の鼻ですね。私がカン・ウさんとお肉を食べてたんですよ。あっ!キャンディ!どこに行ったのかしら?あれも食べたのかしら?あ、ここにあるわ。見つけた♪はっ!割れちゃったわ。←チュ君嬉しそうww
チュ君:これは犬の首輪だろ?本当に犬がいてたようだな。
カン・ウとイリョン
イリョン:チュ社長と食事をしてたんだけど、気になって来たのよ。
カン・ウ:計画通りい行ってるな。
イリョン:あちらに関心がある会話を詳細にしてきたわ。だけどチュ社長にとってテ・ゴンシルは何でもないみたいなんだけど。
あの子の話をしたら、あっさり切られちゃったわ。
カン・ウ:就職までさせてやるなんて、二人には何か理由があるはずなんだけどな
イリョン:だけど、どうして社長とテ・ゴンシルの関係が気になるのよ?あんた、本当にテ・ゴンシルが好きで二人の中を疑ってるの?
カン・ウ:そのうちな
イリョン:私も上手くいくかもよ。あなたの助けが必要になったら連絡するわ。だけど、犬を捕まえるんだったら夜勤しなくちゃね。
夜勤したら手当でるの?何万ウォン?
カン・ウ:車、地下にあるだろ?あそこのエレベーターで降りろ。
イリョン:何よ!最後までエスコートしなきゃ駄目でしょ!
カン・ウ:犬を捕まえるのには手当てが出てるからな。行け。
イリョン:マナーがない男ね!(マナーが無い事を개(ケ)=犬マナーと言うらしい)
貴賓室(鬼室)にて
テ嬢:人を噛む犬が侵入してたら危ないですよね
チュ君:今晩見つけられなければ、明日オープンできん。売上を上げようと契約したサマーフェスティバルも中止だ。
うじゃうじゃ集まって金を使うと思っていたのに、こいつが全部を駄目にしたじゃないか!
テ嬢:お菓子も食べて、食べかけのキンパも全部無くなりました。犬はお腹空いてるみたいですね。あっ!
チュ君:何をしようとしてる?
テ嬢:社長。そのタグについてるピルスンというのは犬の名前ですよね?
チュ君:そのようだな。
テ嬢:社長。犬を捕まえて、サマーフェスティバルを必ず開催してください。私が必ず捕まえます。ピルスン!(=必勝)
ピルスーーン!ピルスーーン!どこに居るの?
チュ君:何だ?すごい方法でもあると思ったら、ソーセージ2つで犬をおびき出そうってか?
テ嬢:犬が好きなものって、本来こういうものですよ。社長。
チュ君:もういい。戻ろう。
テ嬢:ちょっと待ってください社長。(お化けに)おじさん。犬見ませんでした?分かりましたー
チュ君:お前なにしてるんだ?
テ嬢:あそこに、ゴミ箱の蓋をひっくり返すおじさんが一人いるんですよ。
チュ君:あそこに・・・そんなものがいると?
テ嬢:あのおじさん、すごく怖いんですよ。口がこんな風に裂けてて、目がすごく…
チュ君:お前、あっちで聞いてんのに、どうして悪口言うんだ!
テ嬢:私には社長がいるじゃないですか♪それと、あっちの女子トイレに便器の蓋に座ったおばさんも1人いらっしゃるんですけど
私が行って聞いてきましょうか?
チュ君:お前、ここに通いながら色んなお化けと付き合ってたんだな。
テ嬢:見ていたら、他の所には行かずに、ずっとおなじ所にいるお化けがいるんですよ。初めはとても怖いんですけど、少し経つと何度も見てるから職場の同僚みたいな感じになるんです。
チュ君:では、たまには集めて会食でもするか?
テ嬢:そんな怖い冗談やめてください。怖いですよ。会食は今日みたいに人だけが集まって、肉をたべたり、あははっ~と笑いながら話を…お化けの話が出て台無しになったけど…
チュ君:テ・ゴンシル…(クンクン)匂いがせんな。お前、甘いカン キャンディーとお化けは仲良くできんだろう。
テ嬢:(うんうん)カン・ウさん、世界で一番お化けが嫌いなんですって。お化けがいるって言う人が一番嫌いだって。私どうしたらいいんでしょう?
チュ君:それをどうして俺に聞くんだ?俺も嫌いだ。俺も嫌いだが、お前が使い道があるから側においてるんだ。
テ嬢:そうですよね。使い道があるように、カン・ウさんの助けになるように犬でも探さないと。私トイレに行ってみますね。ここにいてくださいね。待っててください。
チュ君:俺が主人を待つ犬か?待つもんか!(首輪を見て)タグがあるという事は主人がいるという事だな。飼い主も一緒にいるのか?
エレベーターに乗ろうとするイリョン
走り寄る黒づくめの男
イリョンの悲鳴がカン・ウにも聞こえる
悲鳴の方向に走るカン・ウ。逃げる犯人を目撃
カン・ウ:Aグループに黒い服の男が逃走!
トイレから帰るテ嬢←おいおいソーセージ食べとるがな
テ嬢:トイレのおばさんも見てないとなると。倉庫おじさんに聞いてみようかな。
犬の鳴き声を聞くテ嬢
犯人とぶつかる警備員
警備員2:逃がしたのか?
警備員:外に逃げていったが…だけどおかしいな。
警備員2:どうした?何だ?
警備員:前に顧客センターでアルバイトしてた、ヒョンチョル。あいつ軍隊に行ったよな?
警備員2:ああ。どうしてだ?
警備員:いや。見間違いか?
カン・ウとイリョン←イングクぺん ヨロブンお待たせいたしました
カン・ウ:大丈夫か?起きられるか?
イリョン:足がたたなくて・・・腰が抜けたみたい
はい。きました。ジャケット脱ぎ―のピチ白シャツになりーの。
カン・ウ:病院に行こう。立って。
イリョン:あうっ。
カン・ウ:つかまって
イリョンが実際軽いのであろうが、ぐらりともせず彼女をお姫様抱っこ。
そして、そのまま前を向いたままだろうと思いーーの、一瞬、彼女に視線を向ける秘密兵器であった。
惚れてまうやろーーーーー。
社長の部屋
カン・ウ:テ・イリョンさんは職員と一緒に病院に送りました。警察にも通報いたしました。
チュ君:隠れて売り場にいないかどうか、オープン前に確認するように
副社長:犬は?犬はいなかったか?泥棒が犬を連れてきてたんじゃないのか?
カン・ウ:CCTVを確認したのですが、犬はおらず、一人であるのを確認しました。
チュ君:犬に噛まれたのではなく、人に噛まれたみたいですね。
叔母:あなた、良かったわ。感染症の注射をしなくてもいいじゃない。
キム室長:社長、少し外へ。
チュ君:何だ?
テ嬢:社長!犬がいます
チュ君:こそ泥棒だった
テ嬢:犬もいてたんです。ここにいてます。
チュ君:ここにいると?
テ嬢:ええ。本当にいますよ犬が
ドアを少し開け二人の様子を見るカン・ウ
貴賓室(鬼部屋)にて
テ嬢:格好良い、シェパードですよ。(犬に)そこに座ってなさい。まぁ、私の言うこと聞いてくれるのね。お手!
すごい賢いですよ。言うこと聞いて。
チュ君:その犬も泥棒について、泥棒を働こうとここに隠れてたのか?
テ嬢:さぁ、その泥棒の側にいてたのは確かなんですけど。だけど泥棒が逃げようとした時に私と目があって、私を追いかけてきたんです。
チュ君:では、これはこの犬の首輪なのか?ピルスン。
ワンワン!
テ嬢:そうみたいですね。自分の名前を呼ばれて、返事してますよ。ワンワン!って。首にも同じものが掛けてありますね!
チュ君:盗みをしながらでも持っているを考えると大事な犬のようだな
テレビでのニュース
キャスター:2日前に脱出した兵士の行方はまだ分かりません。ユ・ジュングン記者がお伝えいたします。
泥棒:ピルスン…俺はどうしたらいいんだ?
貴賓室(鬼部屋)にて
テ嬢:犬がしきりに私に一緒に行こうって言うんです。ついていかなくっちゃ。
止めようとテ嬢の腕を掴むチュ君。犬のお化けが消える
テ嬢:社長が私を触ると犬がいなくなるじゃないですか。ついていかなきゃいけないのに。
チュ君:ついて行くってどこについて行くんだ?テ・イリョン、あいつだって病院に行ってるんだぞ。
お前もどうなるか分からんのに、どうしてそこに行くんだ?警察に通報したから、捕まるだろう。面会させてくれ。
テ嬢:ピルスンが泥棒についていかずに、私の所に来たのは理由があるからじゃないですか?泥棒を捕まえると助けにもなるじゃないですか。
チュ君:甘いカンキャンディに良く見てもらおうと前がちゃんと見えてないようだが、あいつは犯罪者だ。どこに行くんだ。危ないから駄目だ。
そんな顔するな。駄目だと言ってるだろ。一度言えば、ちゃんと聞け。
テ嬢:私が社長を少し誤解してたみたいです。社長は「早く行って、泥棒を捕まえろ」って言うんだと思ってたんですけど。
チュ君:ということは、お前は俺によく見てもらおうと、泥棒を捕まえようとしてたのか?
テ嬢:危ないって心配してくれてありがとございます。社長。
腕を掴むチュ君の手を握るテ嬢
チュ君:10万ウォン!タダじゃないぞ!給料から差し引くからな。
テ嬢:安くしてくれるって言ったじゃないですか!
チュ君:では5万ウォン。
警備室にて
警備員:もう一度調べてみたのですが、犬はいませんでした。副社長が錯覚してるんですね。泥棒に噛まれたんですね。
カン・ウ:本当に犬はいないんですね?
警備員:いません
キャンディーを持ちながら歩くテ嬢
カン・ウに声をかけられ、慌てて割れたキャンディーを隠す
カン・ウ:テ・ゴンシルさん。何ですか?
テ嬢:何がですか?イリョンが怪我をしたって…
カン・ウ:いいえ。驚いただけで怪我はありません。ところでテ・ゴンシルさんは何を見たんですか?
テ嬢:え?
カン・ウ:さっきチュ社長と話をしているのを見ました。犬を見たと言ってたのではないですか?誰もみず、CCTVにも映ってないのに、そちらにだけ見えるものなんですか?
テ嬢:それは…実は…
(回想)
カン・ウ:お化けを見たと言いまわる人が一番情けなくて嫌いなんです。
カン・ウ:本当に犬を見たんですか?
テ嬢:いいえ。見ませんでした。みんなが見てないものを私が見るわけないじゃないですか。
カン・ウ:では、チュ社長に犬を見たと話をしてたのは何ですか?
テ嬢:それは…社長にある人を探すように言われたんですけど、犬がここにいてた…というのは、ワンワンというケ=犬の方じゃなくて、子どもの方のケ=子がそこにいてたと話をしたんだけど。勘違いされたんですね。
カン・ウ:僕が勘違いしたんでしょう。だけど、今、何を隠したんですか?それも勘違いですか?それも何て取り繕うんですか?
テ嬢:これ割れてしまって。ごめんなさい。カン・ウさんが正直にくれた物なのに。
カン・ウ上司に報告中
カン・ウ:テ・ゴンシルの事務所に隠れてはいましたが、チュ・ヂュウォン社長を狙ったものではありませんでした。はい。監視いたします。
割れたキャンディーを見てしんみり中のテ嬢
テ嬢:スイートラブが…
カン・ウ:すいません。
テ嬢:いいえ。私がごめんなさい。カン・ウさん。
カン・ウ:お化けの話をした時も大声を出して怒ってすいません。
テ嬢:いいえ。私がごめんなさいだわ。そんなに嫌いだとは知らずに。お化けの話をしちゃってごめんなさい。
カン・ウ:嫌いなんじゃなくて、怖いんです。
テ嬢:お化けがそんなに怖いですか?
カン・ウ:軍隊に行ってる時に、死んだ人を沢山見たんです。その時、悪夢のせいでカウンセリングを受けた事もあるんです。
テ嬢:そうだったんですね
カン・ウ:だから、そういうものが側にいると言われたら、我慢するのが辛くて。
テ嬢:いませんよ。カン・ウさんの側には何ーーーもいませんよ。絶対なにもいませんよ。信じて、確実だから。
カン・ウ:信じます。あっ。飴が割れてしまった事を深く考えないで。飴はもともと割って食べるんですよ。割れたついでに、今食べましょう。
テ嬢:そうしますか?
カン・ウ:ぴったり二つに割れたから半分づつ食べましょう。
テ嬢:甘い
そうだよ。甘い、そのイングクの飴の食べっぷりとVネックが私は甘い♡
by yuuryon
| 2013-08-25 16:44
| 主君の太陽6話